シェフの無添つくりおきは、公式のよくある質問で「3歳以上」の子どもが食べられるように作っていると案内しています。唐辛子は使わず、大人と子どもが同じおかずを食べられるやさしい味付けを目指しているのが特徴です。
ただし、届く料理はおまかせで、食物アレルギーの個別対応もありません。子どもに出す前には、辛味のある調味料が入っていないか、食べられない食材がないかを、自分で原材料から確かめる必要があります。3歳という目安の根拠、子どもに出す前のチェック方法、家族の人数と年齢に合うプランの選び方の3つを、公式の情報から読み解いていきます。
対象年齢の目安と、その根拠
最初に、公式が示している年齢の目安と、その背景を確認します。
公式の答えは「3歳以上」
子ども向けのメニューについて尋ねる公式FAQでは、3歳以上なら食べられることを想定して、添加物を使わず、やさしい味付けで作っていると答えています。子ども専用のメニューがあるわけではなく、家族みんなで同じ料理を食べることを前提にした設計です。
子育て家庭向けの公式ページでも、おすすめの家庭として「3〜7歳の子どもと暮らす共働き世帯」を挙げています。幼稚園・保育園から小学校低学年くらいの子どもがいる家庭が、いちばん使いやすい層だといえます。
3歳が目安になる理由はプランの設計にもある
年齢の目安は、プランの量の決め方にも表れています。
| プラン | 公式が想定する家族 | 量 |
|---|---|---|
| 食卓サポートプラン | 大人2名+6歳以下の幼児1名 | 夕食2回分(主菜2種+副菜3種) |
| 食卓おまかせプラン | 大人2名+小中学生2名(10歳くらい) | 夕食3回分(主菜3種×各2パック+副菜6種) |
※シェフの無添つくりおき公式「よくある質問」より(2026年11月5日確認)。
小さいほうのプランでも「幼児」を家族の一員として量を決めていて、大人と同じおかずを少なめに食べる前提です。離乳食や、幼児向けに刻んだ・やわらかくしたメニューは用意されていません。
3歳未満の子どもと使うときの考え方
公式のよくある質問には、3歳未満の子どもについての説明はありません。1〜2歳の子どもに出してよいかは公式の目安の外なので、この記事でも「何歳なら大丈夫」とは言い切れません。
下の子が小さい家庭では、上の子と大人の分としてシェフの無添つくりおきを使い、小さい子の食事は別に用意する、という使い分けが現実的です。取り分けて食べさせたいときは、その日のメニューの原材料と味付けを確かめたうえで、子どもの成長やふだんの食事に合わせて家庭で判断してください。気になることがあれば、かかりつけの小児科や保育園の栄養士さんに相談すると安心です。
子どもに出す前に確かめたい3つのこと
3歳以上の子どもでも、メニューによっては食べにくいものがあります。おまかせで届くからこそ、次の3点は届く前に確かめておきましょう。
辛味:唐辛子は使わないが、コチュジャンなどのメニューはある
公式によると、シェフの無添つくりおきは唐辛子を一切使っていません。辛さがほしい大人は、家で調味料を足して調整する前提です。
一方で、コチュジャンのような辛みの出る調味料を使ったメニューも一部にあり、年齢によっては子どもが辛く感じることがある、と公式も注意を促しています。韓国風の料理名のメニューが入っている週は、原材料の欄でコチュジャンや豆板醤などが使われていないか見ておくと安心です。
アレルギー:食材を抜く対応はない
シェフの無添つくりおきは、アレルギーへの個別対応をしていません。特定の食材を抜いたり、別の食材に替えたりすることはできず、メニューも選べません。
その代わり、契約後はマイページで向こう3〜4週間ぶんの献立が先に公開され、各料理の写真から原材料・アレルギー・添加物の表示を開けます。食べられない食材が入る週は、締め切り(お届け日の6日前、一部地域は7日前)までにスキップします。初めて申し込むときも、注文内容の確認画面で初回に届くメニューの原材料を見られます。
塩分・栄養:子ども向けの基準はない
塩分やカロリーについて、メニュー全体で決めた基準はありません。公式は、栄養成分はメニューによって違い、商品のラベルで確かめてほしいと案内しています。減塩や低たんぱくといった、特定の栄養素を調整したメニューもありません。
添加物として使うのは水酸化カルシウムとにがりのみで、保存料・化学調味料は入っていません。味付けがやさしいと感じる大人が多い一方で、塩分の量を細かく管理したい場合は、ラベルの食塩相当量を見て子どもの分を調整しましょう。メニューの中身や産地については「シェフの無添つくりおきのメニューと安全性」で詳しくまとめています。
子どもの人数と年齢で選ぶプラン
プランは2つだけなので、子どもの人数と年齢で選ぶと迷いにくくなります。
未就学の子どもが1人ならサポートプラン
大人2人と未就学の子ども1人の家庭なら、食卓サポートプランが公式の想定どおりです。主菜2種と副菜3種が届き、夕食2回分になります。
料金は1回5,173円+送料990円です。初めての1回だけは26%引きの3,799円で、送料もかかりません(2026年11月5日時点)。平日5日のうち2日だけ料理を休みたい、という家庭にちょうどいい量です。1か月あたりの金額や、量が足りるかどうかは「シェフの無添つくりおきの値段と量」で試算しています。
小学生が2人ならおまかせプラン
小中学生の子ども2人がいる4人家族なら、食卓おまかせプランが目安です。主菜は1メニューにつき2パックずつ届くので、主菜の量はサポートプランの約2倍になります。
料金は1回13,607円+送料990円で、初回は9,980円・送料無料です(2026年11月5日時点)。夕食3回分なので、週の半分以上の夕食をまかなえます。
子どもが3人以上・よく食べる年ごろのとき
子どもが3人以上いる、食べ盛りで量が足りない、という場合のために、公式ではセット数を増やす使い方も案内しています。ただし、1回の申し込みで届くのは1セットなので、もう1件申し込む形になり、送料もセットごとにかかります。
週末(土・日)着と週の前半(月〜水)着では献立が分かれているので、2件目の曜日をずらせば、同じ週に別の料理が届きます。最初から2件にするより、1件で量を確かめてから増やすほうが失敗がありません。
子ども連れの家族だと1人1食いくら?
公式が想定する人数で割ると、1人1食あたりの金額は次のようになります。子どもも大人と同じ1人分として数えた、筆者の試算です。
| プラン | 1回の支払い(2回目以降・送料込み) | 想定の食数 | 1人1食あたり(目安) | 毎週続けた場合の1か月(4回) |
|---|---|---|---|---|
| 食卓サポートプラン | 6,163円 | 3人×2回=6食 | 約1,030円 | 24,652円 |
| 食卓おまかせプラン | 14,597円 | 4人×3回=12食 | 約1,220円 | 58,388円 |
※商品代金と送料990円は2026年11月5日時点の公式の価格。1人1食あたりは筆者試算で、送料を含めない場合は約860円・約1,130円。ごはん・汁物の材料費は含みません。
子どもは大人より食べる量が少ないので、実際には1人分あたりの負担はもう少し軽く感じるはずです。外食やお惣菜の買い足しと比べて高いか安いかは家庭の食べ方しだいなので、まず初回の割引価格で量と味を確かめてから判断しましょう。
子どもがいる家庭での使い方の例
ここからは、公式の保存方法の説明をもとにした使い方の例です。家庭によって合う形は違うので、参考程度に見てください。
平日の夕食を「主菜は届いたもの、ごはんと汁物は家で」に
シェフの無添つくりおきは、主菜と副菜が届くサービスで、ごはんや汁物は入っていません。ごはんを炊き、汁物だけ用意すれば、あとは届いた料理を電子レンジで温めて並べるだけです。子どもが小さいうちは、届いた料理を食べやすい大きさに切って取り分けるだけでも、調理の負担はかなり軽くなります。
食べきれなかった分はお弁当や冷凍に
ふたを開けた後でも、ラップで覆っておけば冷蔵保存を続けられます。公式の子育て家庭向けページでは、残った分をお弁当のおかずに使う方法も紹介されています。
一部のメニューを除いて冷凍もできるので、消費期限(お届け日を含めて4日間、一部地域は3日間)のうちに食べきれない分は、早めに冷凍に回しましょう。
受け取りは夕方以降の時間帯も選べる
保育園のお迎えや習い事の送り迎えで、日中は家にいないという家庭も多いはずです。お届けはヤマト運輸のクール宅急便で、時間帯は「午前中」「14〜16時」「16〜18時」「18〜20時」「19〜21時」から選べます(地域によっては選べない時間帯があります)。
冷蔵の料理なので、不在で持ち帰られると、保管期間(3日間)を過ぎた分は届けてもらえず、代金も戻りません。家族がそろう夕方以降の枠にしておくと、受け取り忘れを防げます。
子どもの反応はメニュー評価で伝えられる
マイページの注文履歴からは、届いた料理ごとに「GOOD」「BAD」の評価とコメントを送れます。公式は利用者の声をもとにした改善の記録(改善レポート)を公開していて、メニューの見直しを続けています。子どもがよく食べた料理、残した料理は、評価で伝えておくとよいでしょう。
妊娠中・授乳中のママも同じものを食べられる?
下の子を妊娠中、授乳中というママも、家族と同じ料理を食べられるか気になるところです。この点について、公式FAQは3つのポイントを挙げています。
- すべての料理は十分に加熱している
- チーズは、リステリア菌が陰性であることを確かめたものだけを使っている
- 料理酒などのアルコールは加熱でほとんど飛んでいるが、肉や魚をお酒に漬け込む工程があるメニューでは、ごく微量が残ることがある
アルコールが気になる場合は、原材料の欄でお酒を使っているかを見てから食べると安心です。
子どもと一緒に始めるときの申し込みのポイント
申し込みの前に知っておきたい点を3つまとめます。
「小学生以下の子どもがいる」にチェックを入れる
はじめての家庭には、料理の箱とは別便で、利用ルールや添加物の解説をまとめた冊子のセットが郵便受けに届きます。契約時の質問で「小学生以下の子どもあり」を選んでおくと、そのセットにぬりえやシールも加わるので、子どもと一緒に開ける楽しみが増えます。
1回目のお届けは確定後に動かせない
初回のお届け分は、申し込みと同時に決済が済み、スキップやキャンセルの対象外です。初回のメニューは注文内容の確認画面で見られるので、子どもが食べられないものがないか確かめてから確定しましょう。初回の割引の条件やクーポンについては「シェフの無添つくりおきのお試し・クーポン」でまとめています。
新規の受付は一世帯2枠まで
すべて手作りで作れる量に限りがあるため、新規の申し込みは一世帯2枠までとなっています。お届け日によっては受付がいっぱいになり、1週先からの受付になることもあります。
子どもと使うときのQ&A
Q. 子ども用に味の薄いメニューを選べますか?
選べません。メニューはおまかせで、家族全員が同じ料理を食べる前提です。もともと子どもも食べられるやさしい味付けを目指しているので、大人が物足りないときは、家で調味料を足して調整します。
Q. ツクリオ(旧つくりおき.jp)とどちらが子ども向きですか?
2つは別の会社のサービスで、1回に届く量の決め方や料金、受け取り方が異なります。子どもの年齢の目安まで含めて選びたいなら、「シェフの無添つくりおきとツクリオの比較」を読んでから決めると迷いません。
Q. 高齢の家族も一緒に食べられますか?
公式では、子どもから高齢の方まで家族で食べることを想定していると案内しています。ただし、やわらかさや塩分を調整したメニューではないので、噛む力や食事制限がある場合は、料理の内容を見て判断してください。
まとめ:3歳以上なら家族と同じ料理を、出す前に原材料を確認
シェフの無添つくりおきは、公式では3歳以上の子どもが食べられるやさしい味付けを目指していて、唐辛子も使っていません。小さいほうのプランも「大人2人+幼児1人」を想定しているので、未就学の子どもがいる家庭でそのまま使えます。
一方で、献立はおまかせで、食物アレルギーへの個別対応もありません。辛みの出る調味料を使う料理も一部にあるので、先に公開される数週間ぶんの献立と原材料に目を通し、合わない週は休むのが上手な使い方です。3歳未満の子どもには公式の目安がないので、家庭で判断し、迷うときは専門家に相談しましょう。
利用者の声の傾向や、向いている家庭・向かない家庭は「シェフの無添つくりおきの口コミ・評判」に整理してあります。
年齢の目安や辛さ・アレルギーの説明は、公式FAQと子育て家庭向けの案内ページの記載によるもので、筆者の家庭で子どもに食べさせて確かめた内容ではありません。
※価格と内容は2026年11月5日に確認したもので、献立は毎週入れ替わります。
出典・参考リンク(タップで開く)
※2026年11月5日に確認


