サステナブル・シーフード

MSC・ASCラベルは、「サステナブル・シーフード」の証です。未来にも魚を食べ続けていくことができるように、魚の獲り過ぎや、自然を傷つけない方法で獲られたMSC・ASCのラベルが付いた「サステナブル・シーフード」を選びませんか?

MSC認証・ASC認証を取得している日本国内の漁業・養殖場

MSC漁業認証を取得している漁業


北海道漁業協同組合連合会:ホタテガイ漁業

北海道ホタテガイ垂下
【認証取得年:2013年】
年間水揚量約30~40万トン(原貝ベース)を誇る、日本最大規模の漁業で、日本の天然漁獲量の7~8%を占めています。この漁業によるホタテガイは、日本国内だけでなく、ヨーロッパや米国などに輸出されています。操業海域は、道南部の内浦湾(噴火湾)・サロマ湖、同東部の根室海峡沿岸部を含むオホーツク海水域です。

参考ページ:MSCプレスリリース「北海道漁業協同組合連合会のホタテガイ漁業がMSC認証を取得」


明豊漁業株式会社(宮城県塩釜市):カツオ・ビンナガ一本釣り漁業

明豊漁業の一本釣り
【認証取得年:2016年】
拠点は宮城県塩釜市。親会社である水産加工会社の(株)明豊が、東日本大震災後に原料のカツオの入手に難航したのを機に、操業開始した漁業。震災での経験から水産物の持続可能性を視野に入れ、環境への負担が少ない伝統的な一本釣り漁法で漁獲を行っています。

参考ページ:明豊漁業ストーリー「宮城の明豊漁業 震災から生まれた一本釣り漁業」


石原水産株式会社(静岡県焼津市):カツオ・ビンナガ一本釣り漁業

第8永盛丸(写真提供:株式会社永盛丸)
【認証取得年:2019年】
焼津港を本拠地に1964年に創業された石原水産は、カツオやマグロなどを原料とした刺身やたたき、その他嗜好品などの水産製品の製造・販売事業を50年以上にわたって展開しています。同社と契約する遠洋一本釣り漁船の第8永盛丸は、カツオとビンナガマグロを、太平洋の日本近海とミクロネシア近海で漁獲しています。

参考ページ:MSCプレスリリース「焼津の石原水産が、一本釣りのカツオとビンナガで 国際的なサステナブル認証のMSC漁業認証を取得」



ASC認証を取得している養殖場


有限会社奄美養魚(マルハニチロ株式会社の連結子会社)

奄美漁業

【認証取得年:2019年】
マルハニチロ株式会社の連結子会社である有限会社奄美養魚(所在地:鹿児島県大島郡瀬戸内町)が、2019年7月25日付で、カンパチの養殖においてASC認証を取得しました。今回、カンパチにおけるASC認証の取得は、第1号、世界初となります。昨年(2018年4月)にマルハニチロの子会社、アクアファーム(大分県佐伯市上浦)においてブリの認証を取得しているのでグループとしては2つ目の養殖場となります。養殖場はマルハニチロの監督の下、奄美養魚によって管理されている。 奄美養魚は1977年に設立された。本店ではマグロ2万尾、カンパチ20万尾を養殖している。当地域は冬 の最低水温が20℃以上と温暖であり、潮通しがいいいため、水質は概ね良好で、養殖に適した地となっている。 養殖されたカンパチは、マルハニチロの他のグループ会社の加工場まで運搬され、加工される。マルハニチロでは「責任ある養殖」によって生産されたASC認証商品の取扱い拡大に取り組んでおり、今後さらなる飼料の改善・環境への配慮を行うことで、持続的でよりおいしい水産物の提供を進めています。

東町漁業協同組合

【認証取得年:2019年】
2019年6月18日にブリを生産する漁協組合としては初のASC認証を取得しました。東町漁業協同組合は昭和24年に設立された。正組合員数は約370、准組合員数は約250である。組合全体でのブリの生産尾数は年間約230万尾である。1尾4.5kg程度のサイズまで育て、出荷する。 組合が管轄するブリ漁場は大きくまとめて一つの海域であり、一漁場と考える。この中に、細かく区分分けされた漁業区画が全部で32区画ある。 今回ASCの対象となる生簀は2台であり、2生産者が1台ずつ管理している。2018年9月1日から5年間の漁業権が付与されている。モジャコはそれぞれ約8000尾 ずつから飼育を開始し、1年余りから1年半で出荷する。出荷サイズは4.5kgが目標であり、季節により3 ~5kg程度の幅で変動する。

宮城県漁協石巻地区支所、石巻東部支所、石巻湾支所

【認証取得年:2019年】
2019年4月に宮城県漁協石巻地区支所、石巻東部支所、石巻湾支所の3支所がASC認証を取得し、国内第2位の生産を誇る宮城県の過半数を超える量が認証のカキとなりました。

株式会社ユーグレナ

【認証取得年:2019年】
2019年1月, 株式会社ユーグレナが八重山殖産株式会社と沖縄県石垣島で生産する、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)とヤエヤマクロレラが「ASC-MSC 海藻(藻類)認証」を世界で初めて取得た。「ASC-MSC海藻(藻類)認証」は、それまでMSC認証、ASC認証ともに対象外だった海藻(藻類)の持続可能で環境に配慮した栽培を認証するために、ASCとMSCが2018年3月に初の共同策定基準として定めた認証です。微細藻類ユーグレナは、植物と動物の両方の特徴を持ち、ビタミン類やミネラルなど豊富な種類の栄養素をバランス良く含む藻の一種です。ヤエヤマクロレラは、八重山殖産が手がけている、石垣島で採取したクロレラ株です。植物と同じく光合成をして成長します。代表商品は健康食品、サプリ、化粧品などですがジェット燃料の開発も進めている。

アクアファーム(マルハニチログループ)

【認証取得年:2018年】
2018年4月、マルハニチログループのアクアファーム(大分県)がブリASC認証を取得。

グローバル・オーシャン・ワークス(GOW)と福山養殖

【認証取得年:2017年】
養殖場は鹿児島県錦江湾に位置し、錦江湾全体と比較すると非常に限られた面積を占めている。認証を取得しているのはグローバル・オーシャン・ワークスの協力の下で管理されている福山養殖のブリ養殖場 である。ブリのモジャコの受け入れから、育成、水揚げ、加工場への搬送までが含まれる。養殖場は福山養殖によって運営されている。グローバル・オーシャン・ワークスは福山養殖をサポートしており、またグローバル・オーシャン・ワークスの持つ工場で養殖されたブリを加工している。この工場は別途COC認証を取得している。 福山養殖は1953年に設立された。現在社長1人、従業員2人の計3人で管理されている。福山養殖 は霧島市福山町では唯一の養殖業者である。そのため水質は概ね良好である。福山養殖では区 画漁業権により合計最大20生簀での生産が認められているが、現在は合計11生簀を使用している。

黒瀬水産

【認証取得年:2017年】
日本水産株式会社の連結子会社である黒瀬水産株式会社が、2017年12月16日付で、世界で初めてブリのASC認証を取得しました。また、黒瀬水産では、ASC認証の養殖魚を出荷するため、2017年11月30日付で同社の加工場についてCoC認証も取得しました。宮崎県の串間養殖場と延岡養殖場漁場また、鹿児島県 内之浦養殖場の3つの養殖場で認証を取得しています。正方形の生け簀を使用しており、生け簀は、海面下数メートルのところに留まるように設計されている。給餌などのため浮遊タンクに 空気を充填することによって持ち上げられる。 魚の大きさに応じて、2種類のサイズのスチールネットといくつかのサイズのナイロンネットが使用されている。 魚は生け簀あたり約5,000匹おさめられ、収 穫まで約2年間養殖される。 収穫の体重は3.5~5kgである。黒瀬は、年間約8000トンのブリを生産しています。

宮城県漁協志津川支所戸倉


ASC戸倉カキ養殖
【認証取得年:2016年】
2016年3月、宮城県漁業共同組合志津川支所の戸倉事務所が手掛けるカキ 養殖が、日本で初めてのASCの漁業認証を取得。認証取得後、数年経過して の報告によると:
  • 生産密度の見直し飼育時期の短縮
  • 品質向上に伴う価格の向上
  • 生産者としての意識の変化
  • 研究機関との連携
  • 労働条件の向上と労働時間の短縮
  • 若い世代が生産現場に増加

(2019年9月現在)